配列を変数として展開する extract()

配列

概要

 閲覧数:1310  投稿日:2015-11-05  更新日:2015-11-05  

第1引数の配列を変数として展開
・その際、配列のキーが変数名、配列の要素が変数の値となる

第2引数
・変数名として無効なキーが存在した場合や既存の変数名と衝突した場合の展開方法を定数で指定

第3引数
・第2引数で接頭辞を付ける指定をした場合の接頭辞を指定
・接頭辞は、元のキーとアンダースコアで区切られる

第2引数では、下記の定数を指定することが可能
・デフォルト値は、EXTR_OVERWRITEで第2引数以降は省略可能

EXTR_OVERWRITE
・既存の変数名と衝突した場合、上書き
・添字が数値の要素は展開しない

EXTR_SKIP
・既存の変数名と衝突した場合、展開しない
・添字が数値の要素も展開しない

EXTR_PREFIX_SAME
・既存の変数名と衝突した場合、キーの先頭に接頭辞を付けて展開
・添字が数値の要素は展開しない

EXTR_PREFIX_ALL
・添字が数値の要素も含めて、すべてのキーの先頭に接頭辞を付けて展開
・接頭辞を付けたことで既存の変数名と衝突した場合、上書き

EXTR_PREFIX_INVALID
・既存の変数名と衝突した場合、上書き
・添字が数値の要素のみ、キーの先頭に接頭辞を付けて展開
※接頭辞を付ける場合には、アンダースコア (_)が自動付与される

EXTR_IF_EXISTS
・既存の変数名と衝突する場合のみ、展開して上書
・添字が数値の要素は展開しない

EXTR_PREFIX_IF_EXISTS
・接頭辞を付けたキーが、既存の変数名と衝突する場合のみ、展開して上書き
・添字が数値の要素は展開しない

EXTR_REFS
・変数を参照として展開し、既存の変数名と衝突した場合は上書き
・添字が数値の要素は展開しない
・他のextract_type定数と和算して組み合わせることも可能


コード

$artist = 1;
$ary = array('artist' => 'ブラウン', 'model' => '麻由', 0 => 'うちはサスケ');
$result = extract($ary, EXTR_PREFIX_INVALID, 'ninja');
var_dump($result); // 出力:int(3)
echo $artist, PHP_EOL; // 出力:ブラウン
echo $model, PHP_EOL; // 出力:麻由
echo $ninja_0, PHP_EOL; // 出力:うちはサスケ



結果

int(3)
ブラウン
麻由
うちはサスケ



タグ


extract 



配列の要素を別々の変数に代入する list()

compact変数から配列を作成する compact()



類似度ページランキング
順位 ページタイトル抜粋
1 配列を変数として展開する extract() 91
2 compact変数から配列を作成する compact() 51
3 range( ) を使用して日付期間を配列生成 48
4 配列のキーを取得する array_keys() 48
5 配列の要素を別々の変数に代入する list() 48
6 配列の要素を置換して結果を配列で返す array_replace() 46
7 要素のキーと初期値を指定して配列を作成する array_fill_keys() 45
8 要素の初期値を指定して配列を作成する array_fill() 44
9 配列に特定のキーが存在するかを調べる array_key_exists() 43
10 キーを格納した配列と値を格納した配列で1つの配列を作成する array_combine() 41
11 配列要素を、文字列連結して表示 … foreach文 41
12 配列のキーと値を反転した新しい配列を返す array_flip() 39
13 配列のキーをランダムに取得する array_rand() 39
14 配列要素を、文字列連結して表示(元配列に変化なし) … foreach文+implode 39
15 対象文字列へ対して、一致したすべての文字列を置換する標準関数 / str_replace 39
16 配列の要素に特定の値が存在するかを調べる in_array() 37
17 配列要素を、文字列連結して表示(元配列を上書) … foreach文+implode 37
18 指定した値で指定した長さまで配列を埋める array_pad() 36
19 配列の空要素を削除(コールバック関数利用) … array_filter() 36
20 2 つの配列(文字列とdatetime)が要素順で 対応している時、日付を整形して 新しい配列を作成 36
2024/11/23 11:18 更新
週間人気ページランキング / 11-16 → 11-22
順位 ページタイトル抜粋 アクセス数
1 配列キー内に「指定文字列が含まれるキー」と「その値」を抽出して、新しい配列を返す | 配列(型) 8
1 後ろから3文字削除 / 「18:00:00」→「18:00」 | 文字列(テキスト処理) 8
2 URLから、トップページ(index.html)判定 | ルーティング 6
3 指定文字列より前を取得 | 文字列(テキスト処理) 5
4 配列の内容(ひらがな)を、読み(あ行~わ行)で分け、新たな配列へ格納 | 配列(型) 4
4 MySQLのdatetime型カラムに格納している値と比較して、24時間以内かどうかを判定 | 日付および時刻関連 4
5 現在WebページのURLパスを第2階層まで取得 | パス 3
5 対象文字列の内、「最初の指定文字列以前」と「それ以降の文字列」を取得する | 文字列(テキスト処理) 3
5 2 つの配列(文字列とdatetime)が要素順で 対応している時、日付を整形して 新しい配列を作成 | 配列(型) 3
6 再帰処理で平坦な連想配列をツリー化 | 多次元配列(型) 2
6 「1週間後の年月日時分秒」を表示 … time() | 日付および時刻関連 2
6 投稿日時をTwitterのように「★分前」「★時間前」という文字列変換するユーザ定義PHP関数 | 日付および時刻関連 2
6 配列要素を、文字列連結して表示(元配列を上書) … foreach文+implode | 配列(型) 2
6 8桁の生年月日数字から、年齢を計算 | 日付および時刻関連 2
6 null代入とunset()の違い | 変数 2
6 PHPで最後の「指定区切り文字」より後ろを取得 | 配列(型) 2
7 配列定数同士をarray_mergeで後ろに単純連結(キーは新たに振り直す) | 定数 1
7 gethostbyaddr / IPアドレスからホスト名を取得 | ネットワーク 関数 1
7 マークダウンで書かれたURLを(エスケープ処理するのではなく)削除する | テキスト処理 1
7 対象文字列を、文字数に応じて半分に分割後、それぞれを取得 | 文字列(テキスト処理) 1
2024/11/23 1:02 更新