平均値、分散、標準偏差、学力偏差値を求める

統計

概要

 閲覧数:2619  投稿日:2014-05-06  更新日:2014-05-13  

平均値、分散、標準偏差、学力偏差値を求める

学力偏差値(がくりょくへんさち)とは?
・偏差値(z値、zスコア、z得点、標準得点とも呼ばれる)の応用例の一つ
・学力検査の得点(素点)を、全体の平均点と標準偏差により正規化した値

「学力偏差値」取得構文
( 個人の得点 - 平均点 ) ÷ 標準偏差 × 10 + 50
・0や50などの定数は補正値。偏差値の変動域が0~100までの間で、平均が50にくるようにするために設定されている


コード

class Statistics
{
/*
* 平均値を求める
*/
public static function average(array $values)
{
return (float) (array_sum($values) / count($values));
}
/*
* 分散を求める
* 分散 =((データ-平均値)の2乗)の総和 ÷ 個数
*/
public static function variance(array $values)
{
// 平均値を求める
$ave = self::average($values);
$variance = 0.0;
foreach ($values as $val) {
$variance += pow($val - $ave, 2);
}
return (float) ($variance / count($values));
}
/*
* 標準偏差を求める
*/
public static function standardDeviation(array $values)
{
// 分散を求める
$variance = self::variance($values);
// 分散の平方根
return (float) sqrt($variance);
}
/*
* 偏差値を求める
* ( 得点 - 平均点 ) ÷ 標準偏差 × 10 + 50
* 0や50などの定数は補正値。偏差値の変動域が0~100までの間で、平均が50にくるようにするために設定されている
*/
public static function standardScore( $target, array $arr)
{
return ( $target - self::average($arr) ) / self::standardDeviation($arr) * 10 + 50;
}
}
$target = mt_rand(0, 100);
// generate Test Data
//$arr = array();
//for($i=0; $i<10; $i++){
// array_push($arr, mt_rand(0, 100));
//}
$arr = array(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10);
print_r($arr);
echo "平均値: ".Statistics::average($arr)."\n";
echo "分散: ".Statistics::variance($arr)."\n";
echo "標準偏差: ".Statistics::standardDeviation($arr)."\n";
echo "ターゲット値:".$target."\n";
echo "偏差値: ".Statistics::standardScore($target, $arr)."\n";



結果

Array
(
[0] => 1
[1] => 2
[2] => 3
[3] => 4
[4] => 5
[5] => 6
[6] => 7
[7] => 8
[8] => 9
[9] => 10
)
平均値: 5.5
分散: 8.25
標準偏差: 2.872281323269
ターゲット値:47
偏差値: 194.48445444323



タグ


array_sum  array_push 





平均値、分散、標準偏差を求める

PHPでExcelの統計関数を実装



マウスで矢印を一番右までスライドさせると、ゲストコメント投稿できるよー

類似度ページランキング
順位 ページタイトル抜粋
1 平均値、分散、標準偏差を求める 78
2 平均値、分散、標準偏差、学力偏差値を求める 76
3 標準偏差を求める 55
4 ユークリッド距離を求める 24
5 値が異なったら、順位と値を更新する関数 20
6 指定した幅で文字列を丸めた後、「…」文字を追加する 17
7 定数で設定した値を、動的に扱う 17
8 値が異なったら、順位と値を更新する関数。※「=数」考慮 17
9 「二次元目の指定キーが指定値である、二次元目配列」を削除 16
10 MySQLのdatetime型へ格納するため、現在日時の1440分(1日)後を計算 16
11 多次元配列キーを、多次元配列内にある「特定キーの値」へ変更 16
12 対象文字列へ対して、一致したすべての文字列を置換する標準関数 / str_replace 15
13 配列の中より、「ランダム」かつ「重複することなく」複数の値を抽出 15
14 指定した値で指定した長さまで配列を埋める array_pad() 15
15 文字数に基づき、文字列の一部を取得する 15
16 変数名の一部だけを可変にして、可変値を格納 14
17 本日が「第何何曜日」の当日に該当するか、を判定 14
18 配列キー内に「指定文字列が含まれるキー」と「その値」を抽出して、新しい配列を返す 13
19 本日が「複数設定した指定日」の当日に該当するか、を判定 13
20 現在使用しているセッションを終了させることなく、セッションIDだけを新しい値に置き換える 12
2025/5/01 20:28 更新
週間人気ページランキング / 4-24 → 4-30
順位 ページタイトル抜粋 アクセス数
1 range( ) を使用して日付期間を配列生成 | 日付および時刻関連 6
2 対象文字列の内、「最初の指定文字列以前」と「それ以降の文字列」を取得する | 文字列(テキスト処理) 5
2 後ろから3文字削除 / 「18:00:00」→「18:00」 | 文字列(テキスト処理) 5
3 URLから、トップページ(index.html)判定 | ルーティング 3
3 「二次元目の指定キーが指定値である、二次元目配列」を削除 | 多次元配列(型) 3
3 現在WebページのURLパスを第2階層まで取得 | パス 3
3 gethostbyaddr / IPアドレスからホスト名を取得 | ネットワーク 関数 3
4 指定文字列より前を取得 | 文字列(テキスト処理) 2
4 特定のHTMLタグのみ(aタグは除く)表示を許可 | エスケープ処理 2
4 PHPで最後の「指定区切り文字」より後ろを取得 | 配列(型) 2
4 配列の空要素を削除 / array_diff()で空配列と比較し配列の差分を返す | 配列(型) 2
5 Smarty(テンプレートエンジン) カテゴリー 1
5 変数名の一部だけを可変にする | 可変変数(変数) 1
5 変数名の一部だけを可変にして、可変値を格納 | 可変変数(変数) 1
5 投稿日時をTwitterのように「★分前」「★時間前」という文字列変換するユーザ定義PHP関数 | 日付および時刻関連 1
5 ラジオボタン(フォーム) カテゴリー 1
5 setcookie | タグ毎エントリー一覧 1
5 配列キー内に「指定文字列が含まれるキー」と「その値」を抽出して、新しい配列を返す | 配列(型) 1
5 Noticeエラー回避 / PHP7以上で使用可能なnull合体演算子(??)を使用 | 演算子 1
5 配列の内容(ひらがな)を、読み(あ行~わ行)で分け、新たな配列へ格納 | 配列(型) 1
2025/5/1 1:02 更新